宮古島の焼肉が人気！牛肉の希少部位や胃の構造 焼肉のルーツと食べる順番

シャトーブリアン

腰椎（腰骨）に沿ったヒレ肉で、牛1頭からわずか2㎏ほどしか取れない、牛肉で最も高級といわれている部位です。高級ステーキ店で人気の希少部位ですが、焼肉店でも扱っているお店は多数あります。

脂身が少ない赤身にもかかわらず、ジューシーで柔らかいのが大きな特徴です。ステーキ店や焼肉店で見つけた際にはぜひ味わってみてください。

ミスジ

肩甲骨の下側から腕の部分にあるお肉です。1頭の牛からわずか数百グラムしか取れない希少部位で、上下と真ん中に3つの筋が入っていることから、「ミスジ」と呼ばれるようになりました。肉質が柔らかく、濃厚な味わいを楽しめます。

ザブトン

あばら骨近くの部位で肩ロースの一部です。座布団のような肉厚で、サシが多く柔らかいことから「肉の大トロ」ともいわれています。炙るように焼いて、表面から肉汁が浮き出てきたら食べごろです。

第1の胃：ミノ

4つの胃の中で最も大きく、胃全体の約80％を占めています。食道とつながっているために微生物が多いのが特徴です。その微生物の作用により、植物繊維の発酵と分解をする役割があります。

第2の胃：ハチノス

ハチの巣のようなヒダが特徴で、第1の胃では消化できなかったものを食道や口まで押し戻す役割を持っています。

第3の胃：センマイ

葉が何枚も重なったような構造で、消化しやすくなったものは第4の胃へ運び、消化できていないものは第2の胃へ戻します。脂がのっていて焼肉店でも人気の部位です。

第4の胃：ギアラ

人間の胃と近い役割があり、胃液を分泌して食物の消化と吸収をする役割があります。濃厚な味わいが人気で、焼肉や煮込み料理によく使われます。

1．サイドメニュー

健康的に焼肉を味わうために、まずはキムチやサラダなどのサイドメニューから食べましょう。特におすすめなのは、消化の効率を高めるキムチから食べることです。

2．タン塩

お肉はサッパリとしたタン塩からスタートしましょう。焼肉の順番はあっさりとしたものから食べ始めて、濃いものへと進んで行くことがおすすめです。

3．カルビ・ロース

次はいよいよメインともいえる、カルビ、ロースです。味付けが複数ある場合には、網が焦げつきやすい味噌を最後に焼きましょう。

4．ホルモン

お肉の最後は、脂と旨味が詰まったホルモンで締めましょう。ホルモンは脂が多く網に焦げつきやすいので、最後に焼くのがおすすめです。

5．麺・デザート

焼肉をたっぷりと味わったあと、まだ食べられるようであれば冷麺やデザートはいかがでしょうか。サッパリとしたデザートでお口直しをしましょう。